2024.1.25

それにしても、動物が好きだ。

 

尊い、どこまでも尊い。見ているだけで愛おしくて涙が出る。

嫌いな動物、居ないんじゃないだろうか。

 

なぜだろう

人間とは姿形程遠いものなのに、

人間以上の愛情を抱いてしまう

 

見ると泣けるほどに好きな存在を知れた

そのことはとても、幸せそのものだ

それは間違いなくそう

 

当然、その感情に出会った私は、

そこを目指し、見事職業として

携わることができた経験がある

 

為になったし、いつも動物に囲まれていた

あの日々は、今思うと非常に充実していた

だけど同時に、

知りたくなかった、見たくなかったことが

あまりにも多すぎた

 

人間不信のはじまりかも知れないな

 

好きになればなるほどに

自分の熱量とは違うフィールドにいる人が、

その対象にする信じ難い行動を

私は理解することも許すことができなかった

 

今でも、当時のあれやこれや、

いまだに見かけるあれやこれやを、

到底許したいと思えるものは一つもない

 

狂気にも近いほどの憎しみと嫌悪を、

私は、同じ種族である『人間』に強く深く

『思う』よりも深い言葉で…

憤怒と言えば、少し近づくだろうか

 

それほどまでの、

煮えたぎるものが生まれてしまう

 

それでもそのまま、好きを守り、貫き

生きていく道もあったし、

ある種では、後悔の一つでもある

切り替えさえうまくできれば、など

 

だけど、それは即ち、

私をとんでもない、殺人鬼、にしてしまう

危険性をも孕むものでもある

 

だから私は、逃げた

これ以上居たら、私は2度と人間を

 

臭いものに蓋をした

 

好き、を守るため

自分を守るために、

何かを犠牲にすることは当然の方程式の中で、

私は、取り返しのつかない間違ったことを

いつか必ずしてしまう

 

人として存在する限り、

私は、距離を取らなければならない事だと

選んだ

 

今でも後遺症のようなものがすごい

ずっと、脳裏に苦しみが渦巻く

 

人を信じきれない

自分も信じきれない

でも、無条件で動物は信じている

 

だから、美しい人を探すのは得意

キラキラが嘘か本当かを見抜くのも得意

 

それもまた副産物

 

何かを得ることは、できたと思いたい

 

それにしても、今日も今日とて、

毛むくじゃらの生き物が尊い

 

何か夢を見ているのかな

頬が緩む

呼吸を数える

時間が流れているから、できること

 

おやすみなさい

明日またね